
保護者の方から、よく
「音大や芸大を受けるなら、いつから準備を始めればいいですか?」
というご質問をいただきます。
答えは、志望する科や科目によって違います。
今日は、教室での指導経験から、準備を始める時期の目安をまとめてみました。
はじめに:受験の科目は大きく2つ
音大・芸大の入試の科目は、大きく2つに分かれます。
- 専攻の実技(ピアノ、声楽、ヴァイオリンなど、志望する専攻の演奏)
- 専攻の実技以外の科目(ソルフェージュ・楽典・副科ピアノなど)
この記事では、作曲科の準備と、専攻の実技以外の科目の準備についてお話しします。
作曲科(作曲・和声・対位法)
作曲科は、可能であれば早いほうがよいです。
大学受験なら、少なくとも高校1年からは始めたいところです。
作曲科の入試では、和声や対位法が大切になります。
これらは、身につくまでにどうしても時間がかかります。
少しずつ積み重ねていくことが、いちばんの近道です。
ソルフェージュ・楽典・副科ピアノ
ソルフェージュ(聴音・視唱)、楽典(音楽理論)、副科ピアノは、
どの専攻を志望する方にも必要になる科目です。
遅くとも、次の時期までには始めたいところです。
| 志望する専攻 | 遅くともこの時期から |
|---|---|
| ピアノ科・ヴァイオリン科 | 高校1年 |
| 声楽・その他の管弦楽器など | 高校2年 |
ピアノ科の方は副科ピアノがありませんので、ソルフェージュと楽典になります。
専攻の実技の練習と並行して、計画的に進めていきましょう。
もっと早く始めたほうがよい場合
副科ピアノが初めての方は、早めに始めたほうがよいです。
また、ソルフェージュの中でも聴音は、受験を考えた時点で、なるべく早くから始めることをおすすめします。
志望校の入試をよく調べておきましょう
最近の入試では、専門実技以外の科目が選択式になっていることもあります。
志望校の入試について、よくリサーチしておくことをおすすめします。
ただ、実力をつけるためには、まんべんなく勉強することをおすすめします。
準備期間が短くても、あきらめないで
ここまで目安を書いてきましたが、
本人の力しだいでは、短い準備期間で合格していく例もあります。
「もう遅いかも…」と思ったときも、まずは今の状況を整理するところから始めてみてください。
教室での受験指導について
当教室では、作曲科の方に作曲・和声・対位法を、すべての専攻の方にソルフェージュ(聴音・視唱・視奏)・楽典(音楽理論)・副科ピアノを指導しています。
東京藝大・各音大をはじめ、長年にわたり多くの生徒さんが合格されています。
個人レッスンですので、ひとりひとりの志望校や今の実力に合わせて内容を考えます。
遠方の方には、オンラインレッスンや短期レッスンでも対応しています。
「うちの子の場合はどうだろう?」
そう思われたときは、どうぞお気軽にご相談ください。
いしはら音楽教室
石原 奈保子






